Interview

インタビュー/ディスプレイ

小売りの現場で成果を上げる「売る」仕組み作り
初回400台の発注をいただいたディスプレイ台

関西マーケティングプロモーション部
マーケティングプロモーション室
室長 N.O.
ディレクター N.M.

現在、ライダース・パブリシティの関西マーケティングプロモーション(MP)部は室長N.O.とディレクターN.M.の2人。N.O.は製薬メーカーに勤務後セールスプロモーションの世界に飛び込み、今年でライダース8年目。N.M.は広告制作会社を経て9年目。最少人数のチームながら、豊富な経験とネットワークを生かし、さまざまなクライアントの課題解決に奔走している。

N.O. N.M. 左:N.O. / 右:N.M.

大手広告会社にはない強み

――関西はどのような案件、仕事が多いのですか?

N.O. 本当に様々です。企業の周年行事のような大きな案件があれば、ちょっとしたデザインなど制作物の相談をいただくこともあります。それらにオーダーメイドでお応えしています。

N.M. クライアントの業種もさまざまですね。全方位的というか、ライダースに相談すれば何とかなると思っていただけているんじゃないでしょうか。

――ライダース・パブリシティが選ばれる「強み」は何でしょう?

N.O. 大手の総合広告会社は部署が細かく分かれていて、それぞれに専門性の高いスタッフがいるけれども、初めてプロモーションを相談する際、どこに相談していいか分からないと思うんです。当社は2人がたいていのお話をうかがうことができます。

N.M. 私も小規模な広告会社で経験を積んだのですが、おかげでプランニングから着手して、外部の協力会社とも連携して、見積りを取って、制作管理、進行管理まで全部できます。2人ともできることの幅がとても広いということは強みだと思います。

N.O. あと、敷居が低いということはありますね。

一つのディスプレイ台が解決したメーカーの課題とは

――では、最近の仕事での成功事例をご紹介いただけますか?

N.O. ある食品メーカー様から、スーパーマーケットで定番の棚に入らない商品をどう動かしたらいいかというご相談を受けまして、ディスプレイ台を作ったんです。もちろん商品のサイズに合わせて設計しているのですが、レジまわりの狭いスペースに置けるように幅を狭くしているのがポイントですね。そのメーカー様が全国のスーパーにこのディスプレイ台を活用して営業をかけて順次導入していかれました。初回400台のご発注をいただきまして、今年になってからはその何倍ものご注文をいただく使い勝手の良いツールとなっています。

――単純に陳列台、什器を作ったというのではなくて、食品メーカーの定番の棚に入らない商品をいかに販売するかという課題を解決したわけですね。

N.O. そうです。そのためにレジまわりや空きスペースに置きやすい、目立ちながらも邪魔にならない、商品を手に取りやすいディスプレイを作るというのが、ソリューションだったということです。

――これは、応用がききそうですね。

N.O. はい、さまざまな商品に応じて各種仕様のアレンジが可能です。日本の小売り商品の9割はリアル店舗で購入されているというデータがあるんです。ECの利用者は増えていますが、まだまだお店で商品を買う人は多い。小売りの現場での『売る』の仕組み作りに課題を持っているメーカー様は多いはずです。
私は日用品に強い製薬メーカーに勤めメーカー販促の経験がありますので、そういったメーカー様のマーケティング戦略は理解できます。さらに広告会社での仕事を通じて小売りの事情や販促手法も熟知していますので、お役に立てると思います。

ディスプレイ イメージ

画像はイメージです。

あくまでユーザー目線、情報収集力とネットワークで最適な提案を

――N.M.さんのご担当の事例もお願いします。

N.M. 最近では、電鉄会社様のキャンペーンツールの制作ですとか、家電メーカー様のポップアップショップの出店企画のお手伝い、旅館様の来館促進広告などがあります。
N.O.が話したように、クライアント様の課題解決という観点で、単にデザインやツールを作るのでなく、販売だけではない商品の提供の仕方、たとえばモニターキャンペーンなどの提案もクライアント様と一緒に考えたりしています。

――とても幅広いですが、共通して心がけていることなどはありますか?

N.M. あくまでユーザー目線を基本に、自らが消費者として企業の広告や販促を見てどう思うかというのは忘れずにいたいですね。あとはクライアントに対して正直に、こちらの都合のいい情報ばかりをお伝えしない。ときには耳が痛いようなことでも、必要な正しい情報をお伝えするようにしています。

――情報収集はどのような形で行っていますか?

N.M. 特別なことはしていませんが、これまでに仕事した会社の関係者とはずっと懇意にしていて、分からないことや知りたいことがあれば、よく情報交換しています。

――今後やってみたい仕事などはありますか?

N.M. そうですね、私には子供がいるんですが、日頃子育てしていて発見したことを企画や提案に活用したいですね。

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