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パッケージデザインとは？販売促進のポイントについてもご紹介

2019/12/13

パッケージデザインは、商品の魅力を消費者に伝える重要な要素です。しかし「パッケージデザインについて詳しく知らない」「実際にどのようなデザインが人気なのかわからない」という方もいるのではないでしょうか。

販売促進につながるパッケージデザインを目指すためには、過去に大賞を受賞したデザインを知るだけでなく、特徴やポイントを押さえること、またパッケージデザイナーのチーム体制や消費者が実際に商品を手に取るまでの流れを把握することも大切です。

パッケージデザインとは

パッケージデザインという言葉はよく耳にするものの、実態についてはあまり知らないという方もいるでしょう。まずはパッケージデザインの基本的な概要について解説します。

パッケージデザインは、対象の商品を販売する施策のひとつです。ほかの商品との差別化を図る目的もあるため、しっかりと理解を深めておきましょう。

パッケージデザインとは、簡単に表現すると「商品の魅力をアピールするためのパッケージをつくること」といえます。商品へのこだわりやコンセプトを、消費者にわかりやすいかたちで伝えるための方法です。

説明文のように長文を連ねるだけでは、多くの消費者が「読むことが面倒だ」と感じるでしょう。商品の写真やキャッチコピーなど、ひと目で理解しやすいデザインに仕上げることで効率的にアピールできます。商品の存在を知らせるためには、パッケージデザインは必要不可欠なのです。

パッケージデザインの効果は、商品への注目が集まる視覚的なものだけではありません。商品の破損を防いだり、長時間品質を保ったりする効果も期待できます。

パッケージデザインを作成するにあたって重視されるものが、グラフィックデザインとプロダクトデザインの2つです。

グラフィックデザインでは、商品の魅力を2D（2次元）で反映します。商品のコンセプトだけでなく「どのような消費者に売りたいのか」といったターゲットを明確化することも大切です。タオルであればやわらかさや清潔さを、食品であれば食感や味の再現などを意識します。

プロダクトデザインでは、グラフィックよりも立体的な3D（3次元）で表現する方法です。商品の形など特徴を考慮しながらデザインすることで、ほかの商品と差別化を図ったりこだわりをアピールしたりできます。

パッケージデザインを専門的に行うデザイナーを「パッケージデザイナー」といいます。思わず手に取りたくなる商品のパッケージデザインをすることも大切ですが、その商品が実際に消費者の手に届くまでを総合的にプロデュースすることが重要です。

ここでは、パッケージデザイナーのチーム体制やパッケージデザインが活かされるまでの流れを把握し、拡売促進につなげるポイントを見ていきましょう。

パッケージデザイナーの所属先は、大きく分けてデザイン事務所・広告代理店の2つがあります。パッケージデザイナーはフリーランスのように個人で営業するケースもありますが、まずは企業に属して経験を積むことが一般的です。

パッケージデザインを専門に行う企業であっても、グラフィックデザインの一部として「グラフィックデザイナー」が担当していたり、容器の形状など立体造形については「プロダクトデザイナー」と協働したりするケースもあります。

ソリューション解決を行うチームの牽引役として「クリエイティブディレクター」を筆頭に、色彩の組み合わせなどを総括・監督する「アートディレクター」、商品のネーミングやキャッチフレーズを担当する「コピーライター」などと協働することも一般的です。

パッケージデザインでは、商品包装のグラフィックデザインをするだけではありません。商品名やキャッチコピーを考え、ロゴとグラフィックデザインの親和性や位置関係を決定し、容器のサイズや形状といったプロダクトデザインにいたるまでをトータルにプロデュースします。

商品の素晴らしさをシンプルにわかりやすく伝えることや、思わず手に取りたくなるインパクトのあるデザインが重要です。パッケージデザインが完成した後には、商品を販売する施策として、売場づくり、消費者キャンペーンの企画・実施、商品パンフレットやVTRの作成も行っていきます。

パッケージデザインを専門に行うデザイン事務所では、実際に消費者の手に商品が届くまでをプロデュースできないケースが少なくありません。販売促進を意図したパッケージデザインでは、店舗情報の分析から商品の配荷促進、商品PRに至るまでを一手に担える企業をパートナーにすることが重要です。

パッケージデザインは、普段気にすることがなくても身近に存在しています。細かく分析して商品を選ぶ方は少ないかもしれませんが、商品のコンセプトや魅力を瞬時に伝えるためには欠かせない要素といえます。

ライダース・パブリシティでは、パッケージデザインのみならず、商品陳列什品制作から商品ディスプレイ、またローカルプロモーションや消費者キャンペーンまで一連の業務をお任せいただけます。すべての商品が消費者に認識されるよう、売場づくりの企画・実施を徹底することが私たちの取り組みです。

パッケージデザインをはじめ販売促進についてお困りの方は、ぜひライダース・パブリシティまでご相談ください。