【事例レポート】令和6年度 内閣府「障害者週間」関連事業 支援業務
障害者が社会、経済、文化などあらゆる分野の活動に積極的に参加すること等を国民に広く促進するため、障害者の自立及び社会参加の支援のための様々な取組を実施する、内閣府による「障害者週間」の広報・啓発事業を実施いたしました。
業務内容:イベントプランニング~運営、表彰式運営、オンラインセミナー 等
活動期間:2024年4月~2025年1月
目次
- 実施概要
- 施策① パリ2024パラリンピック競技大会 金メダリストによる体験型ワークショップ
- 施策② 障害を疑似体験するVR体験会
- 施策③ eスポーツ体験会
- 施策④ 合理的配慮を学ぶクイズラリー
- まとめ
1.実施概要
我が国では、毎年12月3日から9日までの1週間を「障害者週間」と定めています。この期間を中心に国や地方公共団体、関係団体等において様々な意識啓発に係る取組を行っています。
令和6年度においては、障害及び障害者に対する国民の理解促進を目的に、都道府県・指定都市(共催)を窓口とした作文やポスターの公募・表彰式の開催支援や応募作品の展示、障害特性を知っていただくワークショップの開催、オンラインセミナーのコンテンツ制作といった広報・啓発支援業務をライダース・パブリシティにて実施いたしました。
「障害者週間」の趣旨に沿って、共生社会への意識向上や社会実現を促進することを目的に、より多くの国民に知っていただけるようなイベント施策等に取組みました。今年度は、障害を広く知っていただくための施策に加え、様々な障害特性に触れていただく体験機会の創出を図りました。
本レポートでは、ワークショップで実施したコンテンツについて詳しくお伝えしていきます。
2.施策① パリ2024パラリンピック競技大会 金メダリストによる体験型ワークショップ
パリ2024パラリンピック競技大会で金メダルを獲得した車いすテニスのトップアスリートをお招きし、車いすテニスの魅力を通して、障害を知っていただく体験空間の創出を図りました。
トップアスリートによるスポーツ車いすの乗車体験や車いすテニス体験指導、トークショーを行い、車いすテニスの体験を通じて、障害への気付きを与える貴重な機会となりました。
3.施策② 障害を疑似体験するVR体験会
障害には様々な種類・特性があります。その特性を知っていただくために、障害者の世界を疑似体験できるVR体験会を開催しました。今回は、外見では判断や理解が難しい「発達障害」「精神障害」の2つの障害特性を当事者視点で障害への正しい理解を促すVR体験会を実施しました。
4.施策③ eスポーツ体験会
障害者向けの様々なアクセシビリティに対応するコントローラーを利用したゲーム体験会を実施しました。
5.施策④ 合理的配慮を学ぶクイズラリー

社会には、障害のある人の生活において、段差や文字のように目に見えるバリアだけでなく、無理解や不親切のような目に見えないバリアもあります。
バリアをなくすための工夫や配慮「合理的配慮」を知っていただくためのクイズラリーを実施しました。
6.まとめ
今回のワークショップは、国内外の交通玄関口でもある羽田空港で開催いたしました。どのワークショップも体験した参加者に大好評で、子供から大人まで多くの方に啓発活動を行うことができました。
東京マーケティングプロモーション部では、官公庁をはじめとした様々な業種・業界の企業様の課題解決のためのご支援をさせていただいております。
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